サロマ湖から浜小清水
夕日が見えなかったので翌朝の日の出を楽しみにして就寝。結果は哀れ。朝から雨降り。

雨を避けて炊事場で朝食つくり。とはいってもインスタントラーメンです。

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テントは濡れたままビニールで包み仮撤収。今日はどこまで行けるか霧の中をスタートする。
サロマ湖は霧の中。少し行くと一面の畑が霧の中。何の畑かと道路から降りてみる。「大根」見渡す限り「大根」の畑だった。

常呂町に入ると少し天気が回復してくる。

今度のサイクリングロードは「オホーツク自転車道」

能取湖の周りを半周して網走湖に向かう自転車専用道路
次々と絵葉書の様な素晴らしい景色が続きます。朝のお天気など忘れてこれがあるから自転車旅行はやめられません。
12時には網走駅に到着。ここも40年ぶり!
お天気は回復して青空が見える。
しかし腕時計は雨に打たれたダメージ回復せず。街道筋のコンビニで聞くが腕時計は売っていない。ホームセンターは斜里町まで行かないとないのだとか。街中、大手チェーン店ばかりが目立つ。個人店舗はほとんどない。

ナンのカンの文句を言っても大手チェーン店は便利で安心。コンビニの隣の松屋でカレーの大盛り。

でもホームセンターで腕時計を買うのに往復60キロも走る気にならず時計なしで進む。釧網本線にそってご機嫌なサイクリング。ここで会った観光客とあいさつしたが日本語が通じなかった。びっくり。

釧路本線

並行して走る244号線うっすら見えるトウフツ湖

浜小清水駅到着
浜小清水でキャンプ。荷物を置いて道の駅で一息。その後「原生花園駅」まで自転車で戻って「お花畑」の中をフラフラとさまよう。ハマナスの花が沢山咲いてところどころに赤い実がかわいい。陽が照って暖かいのだが時折海からの風が冷たい霧のようなものを運んできてゾクッと冷蔵庫の冷風を思い起こさせる。冷気が過ぎればホッと暖かい(7月に暖かいは無いと思うが)。
キャンプへ戻る前にお奨めの「原生亭温泉」へ行った見る。ちょっと狭いが薬湯の様に真っ黒でヌルリとしたお湯が心地よい温泉だった。
ベースキャンプに帰って昨日までの汚れ物を洗濯して干す。「雲は有るが雨は降りそうもないので今夜中に乾くだろう」と思った。時折、明日行く予定の知床岬から冷たい風と霧が吹いてくる。日が沈むのを見ながら「明日は良い天気になれよ」と祈る思いでした。