動く歩道で一気に 横手山の山頂へ・・・・・
2004年10月18日
◎第51回分隊会、北信濃で開催
高等商船学校から横浜国大に進み、精密機器会社を経営する山田生徒が世話をしてくれ、
今年は紅葉真っ盛りの 北信濃 周遊の旅。10月18日 奥様を含め20名が参加した。
旅行者の老齢を気遣ってアルピコ観光とエプソントラベルからガイドと添乗員2名が
全行程を付き添う慎重さ。
長野駅からまずは善光寺へ・・強烈な線香の匂いと真っ暗な中 手さぐりでモソモソと
戒壇めぐりをして 旅行の無事をお願いする。
◎これからは 家族旅行が流行る?
湯田中温泉ホテル『燈千』に泊まった。おかみの話では これからは祖父母を含む家族三代
旅行が流行ると予測して個室に全部 露天風呂を附けている。一方団体旅行は減るという。
◎リフト降りた 年寄り達はみんな無口で・・
横手山頂は 冬景色
翌朝は志賀草津高原ルートを地獄谷野猿公苑 丸池 木戸池 熊の湯と、右に大きく旋回して登る。
気温8度の動く歩道とリフトを乗り継ぎ 横手山2305米の山頂に立ったが
とにかく・・・寒かった・・
◎畑の中に突然美術館が建ち 栗を売ったら
人が殺到する不思議な町
旅の最後は小布施町観光。平日のこの日でも町は観光客であふれ道路は バスで渋滞。
土産品店では客が来すぎてつり銭が不足。銀行がかけつけるまで待たされたから
みんな怒って大騒ぎ。
しかし昼食の献立『クリおこわ』は子供の頃のおばあさんの味で懐かしくて、おいしかった。
◎小布施『新生療養所』 と 船員の関係・・
昭和初期キリスト教カナダ聖公会による貧困国への援助募金で小布施に結核療養所が出来、
築地聖ルカの系列もあって、東京から小布施に転地療養した人が多く
元郵船の飯沼船長始め数人の船員患者がここで所長のスタート博士に治療してもらった歴史がある。
そのスタート博士が戦後 治療した日本人皆に招待され 小布施で会おうと喜んで来日され
羽田に着いたその夜に 突然ホテルで急死され 聖ルカ病院の礼拝堂で悲痛 痛恨の葬儀が行なわれた・・
市川市の清水雄幸生徒のお世話で次回は暖かな春の日に千葉で分隊会を開くことになった。
『各位の安全なる航海を祈る』
写真提供福井から参加の堂前清雄生徒