浜頓別からオコッペ
昨日のお昼過ぎから降り出した雨は朝になってもふり止まず移動か停滞かで迷う。予定の予備日を2日も超していたのでちょっと無理しても出発を決定した。雨は止まず、自転車で一日中雨の中を走る悲惨な一日だった。青い自転車が「大阪からの人」で稚内から同じルートを走っている。

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日本海側を北上していた時よりオホーツク海側を南下するほうが道路のアップダウンが少なく走りやすかったのでに距離が伸びます。でも
このお天気と向かい風には悩まされました。『ツーリングまっぷる』にも常に横風が吹いていると書いてあり本日は向かい風のサービス。
雨の中、風力発電風車が全部後ろを向いて風を受けグルグルと回っていました。そんな中でも自転車を漕いで走っていると熱くなってきて
休憩所ではソフトクリームを食べます。このルートは一本道で休憩所も沢山有るわけではないのでバッタリと知った顔に出会います。
稚内 北防波堤ドームで会った栃木からの自転車旅行者(お天気がよくなったら利尻礼文へ行くと言っていた人)とバッタリ合流。
このお天気で島に渡るのは止めてしまったようでした。その人はMTB仕様の自転車に乗っていて前かごにビニールカバーを
かけてそれをたくさんの「洗濯ばさみ」で留め走っていました。「洗濯ばさみの人見た?」「だいぶ前の通過したよ。」
なんて、その特徴があちこちで話題となっていました。
「大阪からの人」「洗濯ばさみの人」「私」「・・・な人」「しずまるさん」などが同じ道の中にいて一緒に走っている訳では無いのですが
存在がわかって力になります。自分に合ったペースで先を目指しますが今日は雨の中どこで宿泊するか考えながら進みました。
マリンアイランド岡島での情報交換で「日の出岬」に温泉とライダーハウスが在ると聞いてそこを目指しました。途中、北海道のバス待合所で
買っておいたパンとジュースで昼食。待合所は雨や雪が入らないようにチョッとした小屋になっていてホッとできます。
「洗濯ばさみ」さんに遅れて日の出岬に到着したのですが自転車もないしライダーハウスには鍵が掛かっていて誰もいないようなので
「まだ15時、先へ行ったのだろう」と私も先へ進みました。その先は「オコッペ」の列車ハウスです。朝から合計105キロ走って到着。
先客3人の中に「洗濯ばさみ」さんはいませんでした。一本道でどこへ消えたのだろう?私はこの先までの体力はないと思い
ここで本日は宿泊決定でした。興部の道の駅内にある列車ハウスはそばに銭湯もあり商店もいくつかあって便利なところでした。