支笏湖から京極 | ||
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北海道へ入って3日目 | ![]() ユースのおしゃれな朝食をいただいて 本日は同行友人のの墓参りに付き合って「京極」へ行きます。 |
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地図を地形図にしてご覧になるとわかるのですが海抜560メートルの「美笛峠」と「広島峠」を越さなければ京極へ行けません。 昨日の移動距離は30キロ未満でのんびり半日コースでした。本日は初心者の友人が初めて挑む「峠越え」70`コースです。 |
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支笏湖をスタートしてすぐに急坂が始まりビビリます。低い雲がたなびき、霧も出て先行きの不安を掻き立てます。せっかく獲得した高度も湖畔沿いの道で高度を失い美笛峠へ向かってまた急な道を上り始めます。 途中のトンネルが怖い。久しぶりの荷物を積んだ走行で自転車が進まない。小さな峠をつなぐ橋の下が霧で霞んで怖い。の三重苦。 荷物の少ない友人は調子に乗ってズンズン先を走って行き、ずいぶん進んだ先で寝っころがって「遅いからメールしていた」なんて余裕シャクシャク。 |
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朝、早めに出発したので元気なうちに最初の30`先の「美笛峠」を越しいったん下がってまた10`先の「広島峠」を超えました。途中「きのこ王国」でいただいた100円のキノコ汁。隣には有名な1億円トイレの道の駅 予定の70キロのうち峠越え40キロを過ぎれば余裕の下り坂です。北海道らしい景色を堪能して進みました。次のキノコ王国で昼食。 |
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この辺まで来ると初心者の、友人はバテ始めて来ました。でも何とか京極の町へ到着。すぐそばにあるはずの「羊蹄山」が見えないくらいの曇り空。 今は便利になってコンビニへ行くとお墓参りのセットがお花もそろえて買えます。墓参りの後は「京極」の町の見学。名所は羊蹄山の雪が解けて噴出する名水とか。 |
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確かにおいしい水でした。冷たくて水量豊富、汲みに来ている人がたくさんいてお土産に最適。宅急便にもできます。 でも私の旅は始まったばかり、自分のボトルにいっぱい入れるだけで宿泊所を探しました。芝生がフカフカしたいいキャンプ場があるのです。そこへ着くと突然の土砂降り。なんかテントを張る気が失せてしまいました。京極のただ一軒の旅館は満室で仕方なく少し戻った「川上温泉」に友人と宿泊。今日の疲れを温泉で流すのは良いアイデアでした。久しぶりの長距離走で足がだいぶ疲れていました。 |
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温泉に入り筋肉マッサージをしてビールを飲みながら豪華な夕食をいただきました。今回の北海道自転車ツアーで一番高価な宿泊でした。他がキャンプや「とほ宿」ですから比較になりませんが。 食後も温泉に入り筋肉ケアーをしましたがここでアクシデント発生。同行の友人が、「ひざが曲がらない」と言い出したのです。張り切って峠越えをして温泉に入ってケアしたのに何とも情けない話です。 私の経験では長期の自転車旅行の場合、最初の足の痛みは、つきもので段々に慣れて治っていくのですが友人は初めての体験。こんな痛さはナッタことがないと痛がります。「明日の朝までに少しは軽くなるよ」と言ってその日は休みました。 |
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