涅槃の道場 讃岐二日目
お遍路十五日目 七十八番郷照寺から八十四番屋島寺まで
御約束の朝ごはんの写真です。郷照寺までホンの数分とかでノンビリと朝食 又ご飯三杯です。 朝7時の鐘の音を聞きながら七十八番 郷照寺の山門へ到着。空はドンヨリと曇り空。
本堂に先客一人。ノンビリとお参りが終るのを待ってこちらも一人でお参りをする。 大師堂は、又登ってその先。厄除けを願った後地下へもぐると・・・。
地下には万体観音洞。金色の観音像が数万体並んでいる。 8時前に今日二つ目の七十九番天皇寺到着。お寺と言いながら鳥居がある。でも本堂と大師堂をお参り。
8時半川沿いの細い道を走っていると「山下うどん」の看板を見つける。7時前に三杯食べた朝食がまだ消化し切れてないがここは讃岐ウドンの本場チャンスには食べておかないと悔いが残る。 早速、かき揚げウドン 350円を注文。全部自分でやるセルフの店ではなく作る所はお店の人がやってくれる。後はネギと生姜を自分で載せていただきます。美味かったが腹いっぱいで動きが鈍る。当然です。どんぶり3杯の朝食の後ですから。
ノンビリとウドンを消化しながら20分で八十番 讃岐の国分寺へ到着。 ゆったりとした造りで古い町並みと共に歴史を感じられる。 八十番ということは後八寺でお仕舞い。体の疲れは来ているが気力は充実している。
本日、ここまでは平地のお寺ばかりでしたがついに山の中のお寺に向います。雲辺寺を過ぎて後は大した事がないと甘く見てました。登って登って2時間かかりました。途中の景色はとてもすばらしかったです。 八十一番 白峯寺 ウッソウととした山奥のお寺で「疲れが取れる。」と思ったらその先に又急な階段が待っていた。
ここも辛かったお寺の一つです。ベテラン歩き遍路さんとお話したのですがここも「遍路ころがし」の一つだそうです。 バスで来ている団体遍路さんと遭遇。これで同じご利益では割に合わない・・・?と一瞬だけ思ってしまいました。スイマセン。
次のお寺、八十二番 青峰山根香寺 白い峯から青い峯へ1時間の自転車旅。くたびれました。途中の写真が無い。ただ山道を上がったり下ったり。そして山門の中に又階段がある。 紅葉の名所らしいが新緑も又すばらしい。辛い思いの後はいつも感動。
本日、2杯目の讃岐ウドン 「冷玉ぶっかけ」。前のお寺から平地に戻って迷う。迷いながら腹が減ってウドンを食べる。茹でたうどんを冷して卵や具を盛り付けてだし汁をぶっ掛けると出来上がるこのウドン。 迷い迷った末にやっと着いた 八十三番 一宮寺 
密集した住宅害の一角にありお遍路さんも沢山。 次のお寺へ、一宮寺から栗林公園横を通り、夜行で四国入りした高松市内へ。そして一番へ向った高徳線の横を走り琴平電鉄志度線屋島駅に到着。ここで気がついたがここからのケーブルは前に廃線になって動いていない。途方にくれたが「ことでんシャトルバス」の最後の便に間に合って屋島寺の納経時間に間に合う。途中の景色は絶景。
八十四番 屋島寺到着 バスで到着して入る山門です。歩きで登る人の山門も在りました。同じバスで上がった歩きお遍路さん。 屋島寺本堂 塗られた朱が陽や雨風の当る所だけハゲかけている。
夕日と四国狸の大将に見守られて大師堂をお参りする団体お遍路さん。 ことでん屋島駅までバスで戻って17時半でした。次のお寺の下の旅館へ電話して予約。素泊まりでOKでした。本日3回目の讃岐ウドン。明日は4つのお寺で結願(けちがん)予定です。