7日目
昨夜、四日市到着後に現地へお住まいの昔のアルバイトをしてもらっていたNさん(現姓Kさん)に電話してみる。運良くお会いできる事になって近鉄四日市駅で待ち合わせ。久しぶりでドキドキしたが現れたKさんは昔と変わらずニコニコ。
コーヒーおごって貰いました。ご馳走様でした。
四日市の町は大都会だった。すぐに鈴鹿の山に入るかと思ったらどこまで行っても町並みは切れない。
宿場もアーケード街になって続く亀山宿
関の宿場は『重要伝統的建造物群保存地区』と言う長い名前に守られて7割が戦前の建物とか。町並み資料館と旅籠玉屋歴史資料館を見学。はたごの入口で足を洗ってもらい板敷きの廊下を台所の横を通り二階の部屋に行く。部屋の数は15も無い。帰りにこの旅篭の定員を聞いてみたら、混んだ時には250人を泊めたとか。たたみ一畳に一人以上の計算になる。一部屋5人とかの世界ではないらしい。もちろん廊下にも布団をひいたのかも知れない。
関の宿場からダンダン坂を上り坂下宿へ着く。坂下とは最後の難所「鈴鹿峠」の上り口の宿場今は面影も無く茶畑の中に案内板のみがあった。
箱根山ほどではないがうっそうとした林が続く。現代でも盗賊が現れそうな道が続く。箱根の辛さを思い出し覚悟を決める。関で昼食を食べておかなかった事を後悔する。・・・ところがそんな思いと裏腹に意外と簡単に頂上に着いてしまいホッとする。
坂道を下り「山中の一里塚」お腹が減って「ハンガーノック」状態。下りで良かった。そのまま「道の駅 あいの土山」へなだれ込む。食堂でうどんとどんぶり物のセットで含水炭素を取り込む。冷たい水も大量に摂取。「かにが坂飴」を買っていると空が怪しくなってきて今日の宿を草津に決める。アチコチ、ホテルに電話を入れるが満室が多い。やっと決めて少しでも早くと新道を下り続ける。

平成の万人灯

街道で有名な飛び出し坊やが見える。

ここでも松並木が

水口宿の入口へ到着空はいよいよ暗く

古い町並みが続きます。それが・・・

町中にからくり時計を二つ発見

電車も通っています。不思議な町でした。

横田の渡しに向かう。

立派な一里塚が残っていて感激その先にある「横田の渡し」後へ到着。

常夜灯も立派でした。

京都まで残り三つの宿場までもうすぐです。

石部宿のモニュメント

塩屋籐五郎の店 町並みは江戸時代
その後雨が降り出し急いで草津の宿場へ向かう。でも、ビショ濡れになりながら「乳母が餅」は買ってホテルにチェックイン。
乳母が餅を食べて雨の草津宿を散策。電車で京都まで25分とかで高層マンションが沢山工事中でした。
本日の走行82.71キロ