8日目
前夜の嵐が止んだがスッキリとは晴れず雨具を準備しながらスタート。今日中には京都到着予定。
乳母が餅や本店

東海道と中山道の分かれ道

草津の町を走り回り中仙道と東海道の追分、天井川となった草津川の下をくぐり旧東海道を京都へ向かう。すぐに草津宿本陣 旧田中七佐衛門邸が在り丁度9時の開門と同時に入場する。

草津本陣 田中七左衛門本陣(国史跡指定)

宿泊するお殿様ごとに表札がありました。だれが宿泊しているかを周知するために宿場の東西の門と本陣の前に掲げた表札があり、板製と紙に書いた物が沢山保存されていました。他にも宿泊名簿などがあり今はやりの篤姫休憩とかの宿帳もありました。
本陣はお殿様が宿泊する所で庶民の旅人は旅篭でした。お殿様特別の今で言うファーストクラス装備を幾つか写真に撮りました。チョッとだけ公開。

八畳間にお風呂があります。外から槍で突かれても届かないようにしてあるとか。

こちらは庶民の旅で旅篭の泊まったときの夕食と朝食。どちらも焼き魚と煮物漬物味噌汁つき。

一泊200〜300文。一文20〜30円で計算すると一泊二食で4000円から9000円。15日かかって江戸への旅は約一両のお金が掛かったとか。

草津から野路へ住宅地の中を旧東海道が通っている。月輪池は昔のままなのか?

瀬田の唐橋を過ぎ、琵琶湖沿岸膳所の義仲寺前を通過。

京都まで最後の宿場大津本陣前

コレが最後の坂道と逢坂の関を頑張って越す。ダマサレタ。

大津と京都の境 東海道はビックリするほど細い道に変わる。

史跡 五条の別れ道

本当の最後の登り坂、九条山を越えて都ホテルの前を過ぎ段々人が多くなり外人さんが特に目に付く。京都だ!!

ついに三条大橋に到着。達成感が爆発

最大の目的地三条大橋たもとにある弥次さん喜多さんの像の前で記念撮影。テンション高く通る人に「東京から来ました」と言いながらカメラを渡し撮ってもらった後とても恥ずかしくなってしまう。

京阪三条駅のそばにあるTREKコンセプトストアーにより約500キロの走行後の点検をしてもらう。どうもありがとうございました。
一応東京から京都まで旧東海道の自転車旅は終ったのですがここまで来たらもうチョッとと欲が出てきます。自転車も点検してもらったしあと少しふらふらしてみようか。私、高校生の頃京都に住んでいました。伏見区の桃山与五郎町というところに住んで京阪線で高校へ通っていました。学校は前回京都へ来た時に見に行って図書館と昔怖かった先生を見てきたので今回は昔住んでいたところを見に行こうと鴨川沿いを伏見に向かって走り始めました。お昼ご飯は伏見で食べようとオマケののリスタートでした。
本日の走行93.47キロ